丹精こめて作られる、いにしえの漬物
奈良漬とは
奈良漬は奈良県の名産品で、瓜系の野菜を中心に塩漬けして何度も新しい酒かすに漬け替えながら丹精こめて作られる漬物です。奈良漬の歴史は大変古く、今より1300年以上も前から存在していたと伝えられています。当時は上流階級の保存用もしくは香の物として珍重されていたようです。そのため高級食として扱われていたという記録があります。その後、時は遡り、江戸時代に大衆化しました。その頃になると、一般家庭でも普通に食べられ、特に旅人などによって全国各地へと普及し、庶民に愛されるようになったそうです。最大の特徴は独特の香り、甘み、歯切れの良さ、そして酒精のきいたやや辛口の味わい。何度も漬け替えることによって黒っぽい色合いをしている奈良漬は漬ける素材を選ばず幅広い野菜で楽しめます。おすすめは鰻の蒲焼きと奈良漬けの組み合わせ。鰻は食べると脂っこさが残りますが、奈良漬けは後味をきれいさっぱりさせる効果があるといわれています。さらに奈良漬は胃の働きを活発にし胸焼けを抑える、栄養面からも脂肪の分解やビタミンやミネラルの吸収を助けるなどの効果があるとされています。ただし、アルコールを含むため、多量に食べると酒気帯び運転とみなされることもあり、ドライバーにはほどほどの量をおすすめします。
奈良漬のおすすめポイント
- 少し甘く、爽やかな香り
- シャリシャリとした歯触り
- 歴史が大変古い
- おすすめは鰻の蒲焼きと奈良漬けの組み合わせ
- お茶漬けにも