1200年以上の間、受け継がれてきた伝統のそうめん
三輪そうめんとは
日本には多くのそうめん名産地があります。ただ、ここ三輪(みわ)地方のそうめんは最古。つまり、手延そうめんの発祥の地です。奈良時代に唐の国から伝来した唐菓子の製法を元に日本人の好みに合わせて改良されたのがはじまりで、それから1200年以上の間、受け継がれてきた伝統のそうめん。この歴史のある手延技法に、奈良の澄んだ空気と天然の水が相まって、細く長く気品ある風味をもった麺が磨きあげられているのです。麺の細さにはこだわりがあり、古くから「神杉(かみすぎ)…極細の最高級品」、「緒環(おだまき)・・・神杉より少々太い高級品」、「瑞垣(みずがき)・・・誉より少し細い高級品」、「誉(ほまれ)・・・通常の三輪そうめん」と大きく4つのランクに分かれていました。現在ではこの区分はあまりはっきりしているわけではないみたいですが。煮くずれしにくいコシのしっかりした独特の歯ごたえと舌ざわりの良さが特徴です。高級品として夏は冷やしそうめん、冬はにゅうめんや鍋物など、四季を通じて手軽に料理できます。
三輪そうめんのおすすめポイント
- 1200年以上の歴史
- 手延そうめんの発祥の地
- コシのしっかりした独特の歯ごたえと舌ざわりの良さ
- 気品ある風味
- 麺の細さ