彩の国埼玉の伝統的な野菜
しゃくし菜とは
白菜に似た雰囲気を持つ埼玉県の伝統的な野菜です。葉の部分が“汁などをすくう杓子”の形をしているところから「しゃくし菜」と呼ばれています。明治時代に中国から伝わり、埼玉県を中心に古くから栽培が行われています。しゃきしゃきと歯ごたえがよく、油で炒めて中華風にしたり、細かくきざんでまんじゅうや餃子のような包み物の具材としてもおすすめです。特に栽培が盛んな埼玉県秩父地方周辺では、このしゃくし菜を使った伝統的な漬け物、「しゃくし菜漬け」が古くから各家庭の食卓にならんできたそうです。漬け物はごはんのおかずにはもってこいで、時間の経過とともに風味が増します。あまり知られてはいない野菜ですが多様性のある関東の伝統的な野菜といえます。
しゃくし菜のおすすめポイント
- 白菜に似ており食感がしゃきしゃきと心地よい
- 油でいためるとより歯ごたえが増す
- しゃくし菜漬けは埼玉の秩父で有名