京都上賀茂の伝統的な漬け物
すぐきとは
すぐきは、「酸茎」と書く京都の伝統的な漬物。千枚漬けやしば漬けと並び、京都の三大漬け物の一つです。原材料の酸茎菜(「すぐきな」、もしくは「すぐきかぶら」)は、カブの変種で11月頃から収穫される冬の作物です。収穫後は、荒漬けや本漬けを行い何度も漬け込み、室と言う温室で保存。その間、醗酵させることで独特の酸味を醸し出します。手間暇かかって作られる分、噛めば噛むほど美味しい一品。味わいの特徴は何と言っても「すっぱさ」。乳酸菌で発酵させるので、口に入れると真っ先に甘酸っぱさを感じます。最近では食べやすいようきざんだ「きざみすぐき」が人気で贈り物などにも重宝されています。
すぐきのおすすめポイント
- 京都の三大漬け物の一つ
- 酸味が特徴で食欲がそそられる
- 敬老の日の贈り物などに最適
- 最近ではきざみすぐきが人気
- あまったおかずと一緒にお茶漬けにしても味をしっかり締めてくれる