お伊勢参りの定番グルメ
伊勢うどんとは
伊勢うどんは三重県伊勢市の名産品。極太の麺を柔らかくなるまで煮込み、昆布のだしやしょうゆと共に黒く濃厚なつゆを絡めるのが、この土地ならではの食べ方。古くは江戸時代よりも前にお百姓さんが味噌からできるたまり醤油をつけたシンプルなうどんを食べていかことが発祥と伝わっています。当時は、出来るだけ手間をかけずに太い麺と安いねぎで作っていたそうです。それから月日がたち、お伊勢参りの参拝客用に改良されたのが今の伊勢うどんの原型です。参拝客にいつでも振る舞えるように茹で続けるので、コシを落とした柔らかい麺が特徴。実際に家庭で作る時も通常のうどんの4倍、1時間ほど茹でます。麺のタレはたまり醤油を使った甘みのあるものが多く、さっぱりとしてまろやかな味わい。コシがない分、讃岐うどんとは対照的ですが、非常に食べやすく素材の味を楽しめます。
伊勢うどんのおすすめポイント
- 極太の麺
- 食べやすい柔らかさ
- 黒く濃厚なつゆ
- 味噌からできるたまり醤油
- お伊勢参り後の「おはらい町通り」で堪能